2014年12月1日月曜日

SBI証券のNISA口座では投信分配金再投資で勝手に課税口座で再投資されていた

ふざけるなSBI証券!という気持ちです。

SBI証券のNISA口座では、投信の分配金再投資で、非課税のNISA口座ではなく、勝手に課税口座で再投資されていたようです。梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」のこの記事で知りました。

どうりで、NISAで保有している投信に分配金が出ているはずなのに、NISAでの口数が増えていなかったわけです。まああまり分配金を出さないSMTグローバル株式インデックス・オープンだし、NISAでの投資額はまだ少ないので、影響は少ないのですが。

しかしこれではなんのための非課税口座なのかわかりません。

ほんとうのところは、NISA口座の機能が急遽導入されたおかげで、「バグ」が残ったままになっていたのでは、(かつ、NISAは所詮100万円程度の「少額」しか投資できず、証券会社からしたら「上客」ではないので対応が後回しになっていたのでは)というところだろうと想像します。

わたしは速攻で設定変更しました。

2013年9月24日火曜日

投信スーパーセンターの口座を解約

長年お世話になってきた投信スーパーセンターの口座を解約しました。正式には、まだ投信スーパーセンターデスク 0120-104-286 に電話して解約の希望を伝えただけで、今後送付される特定口座解約に関する書類になにかを記入し、それを送り返した後に手続き完了となるようです。

2007年に初めて投資信託を買うようになってからお付き合いが始まりましたが、当時にはあった、ここで取引する利点が、個人的には無くなってしまい、ここ数年は放置状態が続いていました。

今年の秋(?)には投信スーパーセンターの看板も下ろすようで (? 口座はそのまま日興コーディアルに引き継がれるようですが)、そろそろ口座を整理したかったこともあり、解約とあいなりました。

私は老後資金のために投資をしており、そのように長期にわたって証券会社とお付き合いしたいところです。おりしも業界はNISAで沸き返っている(?)ようですが、数年で廃業したりしそうな業者は避けたいところですね(あらかじめ見極めるのは難しいですが)。

2013年2月23日土曜日

外債インデックスファンド売却

昨年末の衆議院議員選挙ころからの急速な円安傾向をうけて、ずっと塩漬け状態だった外債ファンドが(奇跡的に)原点付近まで戻してきました。以前から外債への投資は不要と考えていましたので、この機会に売却しました。

と書くと、アセットアロケーションの見直しをしただけのように見えますが、もうひとつの(合理的でない)要因としては、投信スーパーセンターの業務縮小モードがあります。

何年も保有し続けましたがほとんどプラス・マイナス・ゼロ。その間も信託報酬は着々と引かれていたわけで、運用会社や販売会社の売上には貢献したことになります。まあ大きな損失を免れただけでもありがたいと思うことにします。

ちなみに売却(買取請求)したファンドは以下の2つ:

海外資産に投資するファンドを売買するときは、発注してから金額が確定するまで2営業日くらいかかるので、ヒヤヒヤしますね。この点は、指値ができるETFが良いですね(もちろん、指値をしても、希望通りの値段で売買できるかどうかは分かりませんが)。

2013年1月4日金曜日

投信スーパーセンターで新規口座開設受付停止

新年早々、残念というか、ついに、という感じの告知を目にしました。投信スーパーセンター (以下SC) が新規口座開設の受付を停止するとのことです。
なお、投信スーパーセンターで既に口座をお持ちのお客様は今までどおりお取引いただけます。
とのことですが、業務縮小モードは明らかでしょう。早晩、取引の停止・営業終了となると思います。

代わりにSMBC日興証券のダイレクトコースをおすすめしていますが、SC開店当初から、例えて言うなら、売り物のPCソフトの機能限定版のような口座で、商品は投信のみ、投信の移管(SC→他口座)不可、と制約が非常に多く、しかし一般の証券口座への変更はできない、とないないづくし。しかし変な有人店舗や移動式(トラック)店舗があったり(どちらも店舗と言っても対面取引ができるわけではなかったはず)と、「売り」がなんなのかよく分からない存在です(でした)。

私個人的には、年金積立インデックスファンド海外債券(ヘッジなし)を購入するために、割と初期に口座を開設しました(2007年頃)。その後、他のネット証券でもこのファンドの扱いが始まり、この口座の優位性がなくなりました。それどころか、他社では投信を保有するだけでポイント還元がある場合があり、それを考慮すると、この口座で投信を保有し続けるのは損な状況といえます。途中、サブプライム問題・リーマンショックを挟み、保有ファンドの基準価額が大きく低下し、ずーっと塩漬け状態が続いています。そのため、ことあるごとに他証券会社への投信の移管を可能にして欲しい旨の要望を出し続けてきましたが、結局叶えられることはなかったようです。

もし今後、SCの営業停止(口座の閉鎖)がなされるのであれば、最後の良心で、ジョインベスト証券の業務終了のときのように、他社への移管を(できれば無料で)行えるようにしていただきたいものです。

それと、一刻も早く、口座保有者に、今後の予定や事の詳細(いつ営業停止になるのか、通常口座への変換は可能になるのか、他社への移管はできるのか、それらの方法は、など)を連絡して欲しいものです。現在のところ、今回の新規口座開設受付停止についても、何の連絡もいただいていません。

2012年8月14日火曜日

イーバンクマネーカードの有効期限切れ?

私は以前から楽天銀行 (旧・イーバンク銀行) をメイン口座(給与振込口座)として利用しています。口座に給与振込があると、他行への振込手数料が特定回数無料になったりするので便利です。

さて、楽天銀行のキャッシュカードとして、旧・イーバンク銀行時代に発行された、「イーバンクマネーカード(クラシック)」を引き続き使っています。このカードは、現在の「楽天銀行デビットカード」に相当するものだと思いますが、大きな違いとして、年会費無料でVISAデビットの機能も利用することができました(楽天銀行デビットカードは年会費1000円必要)。しかしイーバンク銀行→楽天銀行への経営母体変更に伴うサービスの整理によって、2010年4月にVISAデビット機能が停止され、手元のカードはキャッシュカードの機能のみになりました。

余談ですが、VISAデビット機能は個人的に割と重宝していました。それは普通の買い物などの利用ではなく、海外に行った際に、現地のATMで現地通貨の現金を自分の銀行口座から引き出すことができる、という、PLUSの機能です。確かVISAの為替レートに若干の手数料を加えた程度で現金が引き出せるので、例えば日本の空港内の銀行カウンターなどで交換するより、有利なレートの場合が多かった記憶があります(例外は米ドルくらいしかなかった気がします)。

普通の (VISA系) クレジットカードにもPLUS機能はあるわけですが、「デビット」ではないため、そのようなクレジットカードを利用して海外のATMから現金を引き出すと、手数料だけでなく、クレジット利用の金利も徴収されてしまいます(たぶん)。

このカードには有効期限が設定されており、私の場合、2012年7月で有効期限が切れることになっていました。この期限がきたら、楽天銀行のキャッシュカードとしても使えなくなるものだと思っていました。また、この期限切れについてなんの案内も楽天銀行から来ていません。

では、と思って楽天銀行のホームページを探してみると、「楽天銀行デビットカード:有効期限到来に伴うカードの更新手続きについて」というページが見つかりました。このページの下の方
2010年4月5日以降、デビット機能が停止となったお客さまは、引き続きお手持ちのカードをキャッシュカードとしてご利用いただけます。
という記述があるではないですか!!

実際、昨日、妻が自分のカード(私と同じ有効期限のイーバンクマネーカード(クラシック))をATMで使うことができたようです。

というわけで、(また)新しいカードの申し込みとか、切り替えの手続きとかの必要なく、そのままキャッシュカードとして使い続けることができるようです。

補足


イーバンク(銀行)時代には、NICOSカードと提携したクレジット機能付きのカードを発行したり、それが戦略変更で廃止になったり、上記の「マネーカード」を発行したり、それも廃止になったり、と、結構面倒なことがありましたので、今回も同様なことを危惧していました。ひとまずは良かったです。

2012年7月16日月曜日

ETFとインデックスファンド どちらがお得か? もしくは分配金課税の影響 (1550 vs. SMT グローバル株式インデックス・オープン)

1550の分配金が入金されて喜んでいるところですが、本当に喜んでいて良いのかどうか、簡単な試算をしてみました。比較対象は
という、どちらも MSCI KOKUSAI 指数に連動するファンドです。とはいえ、ここでの試算は個別銘柄の騰落率がどうとかは全く関係なく、変数は信託報酬・分配利回り・配当税率のみで、保持しているだけの状況で確実に引かれる金額がどちらが少ないかを比べてみようという趣旨です。そのため、分配利回りなどの数値は必ずしも実態に即しているわけではありません。

以下では、元本100万円を両者に投資し、簡単のため1年後に騰落0の場合の残金を比較しています。また配当税率は、現在の軽減税率の10%を想定しています。また簡単のために、信託報酬は毎日差し引くのではなく、1年後に一気に引かれるとします。1550の分配利回りを2%と仮定しました。(隠れ費用なども無視しています)

1550 SMT
元本 (A) 1,000,000 1,000,000
信託報酬 (B) 0.2625% 0.525%
信託報酬引き後 (C=A*(1-B)) 997,375 994,750
分配利回り (想定) (D) 2% 0%
分配金 (税引き前) (E=A*D) 20,000 0
分配金 (税引き後) (F=E*90%) 18,000 0
分配落ち後資産 (G=C-E) 977,375 994,750
元本+分配 (H=G+F) 995,375 994,750

その差625円 (0.00625%) ですが、信託報酬の安さが効いて、1550が有利という結果となりました。信託報酬の大きな差ほどには結果にあまり差がつきませんでした。

しかし、これで話は終わりません。配当税率が本則の20%に戻る可能性が高くなってきました。以下では、配当税率のみ20%になったとして、同じ計算をしてみました。

1550 SMT
元本 (A) 1,000,000 1,000,000
信託報酬 (B) 0.2625% 0.525%
信託報酬引き後 (C=A*(1-B)) 997,375 994,750
分配利回り (想定) (D) 2% 0%
分配金 (税引き前) (E=A*D) 20,000 0
分配金 (税引き後) (F=E*80%) 16,000 0
分配落ち後資産 (G=C-E) 977,375 994,750
元本+分配 (H=G+F) 993,375 994,750

なんと、結果が逆転してしまいました。

たかが分配金、たかが10%の差と侮るなかれ。やはり税金は資産運用の敵ということですね。

※計算間違いなどありましたら、ご指摘いただけますと幸いです。

MAXIS海外株式(MSCIコクサイ)上場投信 (1550) の分配金入金

前回の投稿MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信 (1550) の分配金に触れておきながら、近々分配金が入金されるということに全く気づきませんでしたが、数日前に分配金の入金がありました。

三菱UJF投信のページをよく見てみると、直近の決算は2012年6月8日となっていました。それから約1か月経って、めでたく入金と相成ったということでしょう。

今回の分配金は100口あたり1,130円。基準価額が92,971円とのことです。このETFは年2回決算ですから、今回の分配金を単純に2倍すると、分配利回りは2.43%。これで元本の変動が小さければ、この低金利時代に非常にありがたい投資先なのですが...