昨年末の衆議院議員選挙ころからの急速な円安傾向をうけて、ずっと塩漬け状態だった外債ファンドが(奇跡的に)原点付近まで戻してきました。以前から外債への投資は不要と考えていましたので、この機会に売却しました。
と書くと、アセットアロケーションの見直しをしただけのように見えますが、もうひとつの(合理的でない)要因としては、投信スーパーセンターの業務縮小モードがあります。
何年も保有し続けましたがほとんどプラス・マイナス・ゼロ。その間も信託報酬は着々と引かれていたわけで、運用会社や販売会社の売上には貢献したことになります。まあ大きな損失を免れただけでもありがたいと思うことにします。
ちなみに売却(買取請求)したファンドは以下の2つ:
海外資産に投資するファンドを売買するときは、発注してから金額が確定するまで2営業日くらいかかるので、ヒヤヒヤしますね。この点は、指値ができるETFが良いですね(もちろん、指値をしても、希望通りの値段で売買できるかどうかは分かりませんが)。
2013年2月23日土曜日
2012年2月18日土曜日
年金積立インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式の信託報酬値下げ。
梅屋敷商店街のランダム・ウォーカーさんのこちらの記事で、なんと、日興アセットマネジメントの「年金積立インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式」(および「同海外新興国債券」)の信託報酬が値下げになった、という情報がありました。日興アセットマネジメントのwebにも、お知らせが出ていました。
私は何を隠そう、このファンドを保有しています(過去の記事参照)。でも最近は、他の eMAXIS などの新しい、かつ信託報酬が低いインデックスファンドシリーズがどんどんでてきて、正直「年金積立」シリーズは、魅力がなくなっていました。というわけでほとんど注目していませんでした(ファンドは持っていますので、定期的に基準価額くらいはチェックしていますが)。
しかしここにきて、0.8295% から 0.5775% へ大幅値下げということで、保有者としては素直に喜びたいと思います。
それにしてもなぜ海外新興国だけなのでしょうか。ついでに「海外株式」や「海外債券」も大幅値下げしてくれると嬉しいのですが。特に「海外債券」は、私が投資を始めた2007年頃には「PRU海外債券マーケット・パフォーマー」に次いで信託報酬が低かったこともあり、結構投資しています(最近は外国債券に関する考え方が変わったので追加投資はしていませんが)。
先進国株式・債券ファンドよりも新興国株式・債券ファンドの方が信託報酬が低いという、逆転現象(?)。先進国の方も、ここらでガツンと値下げして、先行ファンドの意地(?)・意気を見せて欲しいものです。
もちろん、欧州の通貨危機を乗り越えて、資産価値が上がってくれるのが嬉しいですが。
私は何を隠そう、このファンドを保有しています(過去の記事参照)。でも最近は、他の eMAXIS などの新しい、かつ信託報酬が低いインデックスファンドシリーズがどんどんでてきて、正直「年金積立」シリーズは、魅力がなくなっていました。というわけでほとんど注目していませんでした(ファンドは持っていますので、定期的に基準価額くらいはチェックしていますが)。
しかしここにきて、0.8295% から 0.5775% へ大幅値下げということで、保有者としては素直に喜びたいと思います。
それにしてもなぜ海外新興国だけなのでしょうか。ついでに「海外株式」や「海外債券」も大幅値下げしてくれると嬉しいのですが。特に「海外債券」は、私が投資を始めた2007年頃には「PRU海外債券マーケット・パフォーマー」に次いで信託報酬が低かったこともあり、結構投資しています(最近は外国債券に関する考え方が変わったので追加投資はしていませんが)。
先進国株式・債券ファンドよりも新興国株式・債券ファンドの方が信託報酬が低いという、逆転現象(?)。先進国の方も、ここらでガツンと値下げして、先行ファンドの意地(?)・意気を見せて欲しいものです。
もちろん、欧州の通貨危機を乗り越えて、資産価値が上がってくれるのが嬉しいですが。
2010年12月26日日曜日
上場インデックスファンド海外先進国株式 (MSCI-KOKUSAI; 1680) の投資先
先日 ETF 情報を検索していて、たまたまこのページに行き当たりました。「外株インデックスのETF〜KOKUSAIに潜む国債のリスク!」というタイトルの記事ですが、最初は単なるダジャレかと思いました。
しかしながら、記事にある通り、日興アセットマネジメントが運用する ETF「上場インデックスファンド海外先進国株式」 (1680) の有価証券報告書等をEDINETで見てみたら、驚いたことに、保有資産の約50%は国債証券となっていて、そのうちの約半分の25%は日本の国債となっています (平成22年8月31日現在)。
このETFは、主として株式指数先物に投資することで、実質的に MSCI-KOKUSAI に連動する投資成果を目指すといわれています (例えばこちらの記事)。先物であれば、レバレッジをかけることができるので、例えば先物のレバレッジを2倍とすると、純資産額の半分は別のものに投資できます。もしかしたらそのような仕組みで、約半分をいくつかの国債に投資しているのかもしれません。確かに資産の有効活用という意味では、資産を遊ばせておいても仕方がないのかもしれません。(レバレッジをかけたら本来の株価指数に連動させるのが難しくなりそうですから、こんなに単純ではないでしょうが...)
しかしながら、冒頭のリンク先記事にあるように、MSCI-KOKUSAI に含まれる海外先進国の企業の株式に投資しようと思ってこのETFに投資した人が、思いもよらず日本、米国、ドイツ等の国債のリスクまでとることになる (と思われる) のは解せませんし、私なら投資したくないと思ってしまいます。
せっかく最近、このETFの市場価格のNAVからの乖離率が落ち着いてきたように見え、そろそろ資金を投入しても良いかな、と思いはじめたところだったので、残念です。
いずれにせよ、自分の投資するものの中身はきちんと調べて、納得した上で投資すべきという、いたって基本的なことを再確認した次第です。
P.S.
それにしても、このETFの公式ページに、実際の組み入れ資産に関する情報が見当たらないのはイマイチですね。私の探し方が悪いだけかもしれませんが。まだ第1回の決算日を迎えていないので、運用報告書がまだ出ていないせいかもしれません。
しかしながら、記事にある通り、日興アセットマネジメントが運用する ETF「上場インデックスファンド海外先進国株式」 (1680) の有価証券報告書等をEDINETで見てみたら、驚いたことに、保有資産の約50%は国債証券となっていて、そのうちの約半分の25%は日本の国債となっています (平成22年8月31日現在)。
このETFは、主として株式指数先物に投資することで、実質的に MSCI-KOKUSAI に連動する投資成果を目指すといわれています (例えばこちらの記事)。先物であれば、レバレッジをかけることができるので、例えば先物のレバレッジを2倍とすると、純資産額の半分は別のものに投資できます。もしかしたらそのような仕組みで、約半分をいくつかの国債に投資しているのかもしれません。確かに資産の有効活用という意味では、資産を遊ばせておいても仕方がないのかもしれません。(レバレッジをかけたら本来の株価指数に連動させるのが難しくなりそうですから、こんなに単純ではないでしょうが...)
しかしながら、冒頭のリンク先記事にあるように、MSCI-KOKUSAI に含まれる海外先進国の企業の株式に投資しようと思ってこのETFに投資した人が、思いもよらず日本、米国、ドイツ等の国債のリスクまでとることになる (と思われる) のは解せませんし、私なら投資したくないと思ってしまいます。
せっかく最近、このETFの市場価格のNAVからの乖離率が落ち着いてきたように見え、そろそろ資金を投入しても良いかな、と思いはじめたところだったので、残念です。
いずれにせよ、自分の投資するものの中身はきちんと調べて、納得した上で投資すべきという、いたって基本的なことを再確認した次第です。
P.S.
それにしても、このETFの公式ページに、実際の組み入れ資産に関する情報が見当たらないのはイマイチですね。私の探し方が悪いだけかもしれませんが。まだ第1回の決算日を迎えていないので、運用報告書がまだ出ていないせいかもしれません。
2010年6月5日土曜日
個人向け国債のキャンペーン
夏の個人向け国債の利率などが発表になりました。最近の株安傾向を反映した債券への資金流入のためか、利率はまたまた下がっています(変動10年で0.48%)。
ところで、この個人向け国債の募集時には、いくつかの金融機関でキャンペーンを打つことが恒例となっています。これはおそらく、財務省が、国債を扱ってくれる金融機関に、委託料的なものを支払っており、それを原資にしているのではないかと思われます。それはともかくとして、私はSBI証券をよく利用していますが、それは、100万円分の国債を購入すると3000円のキャッシュバックがあったからです。
ところが今回のキャンペーンでは、キャッシュバック額が2000円に減っていました。これをみて、さては国も財政難の折、委託料を引き下げたか、と思いました。しかしながら、例えば日興コーディアル証券では、100万円につき3000円分のギフトカードが貰えるようですので、対応を変えた金融機関ばかりではないようです。
真相はわかりませんが、こんなところからも、国、および金融機関の思惑・体力を伺い知ることができるかもしれません。
ところで、この個人向け国債の募集時には、いくつかの金融機関でキャンペーンを打つことが恒例となっています。これはおそらく、財務省が、国債を扱ってくれる金融機関に、委託料的なものを支払っており、それを原資にしているのではないかと思われます。それはともかくとして、私はSBI証券をよく利用していますが、それは、100万円分の国債を購入すると3000円のキャッシュバックがあったからです。
ところが今回のキャンペーンでは、キャッシュバック額が2000円に減っていました。これをみて、さては国も財政難の折、委託料を引き下げたか、と思いました。しかしながら、例えば日興コーディアル証券では、100万円につき3000円分のギフトカードが貰えるようですので、対応を変えた金融機関ばかりではないようです。
真相はわかりませんが、こんなところからも、国、および金融機関の思惑・体力を伺い知ることができるかもしれません。
2010年1月23日土曜日
外国債券に対する考え
私の外国債券投資に対する考え方は、山崎元氏と同じで、期待リターンは国内債券と同じであると考えています。なので、債券に投資したければ、国内債券(商品としては個人向け国債)で十分と思っています。
もちろん氏の考え方に影響を受けている部分もありますが、それ以上に、2007-2009(?)の financial crisis で身をもって為替変動の恐ろしさを経験した(未だに経験中...)ためもあります。
実は、件の金融危機までは、私もご多分にもれず、分散投資と思って外国債券に投資するインデックスファンドを買っていました。私は2007年の始め頃から投資を始めたのですが、その時に外債ファンド(為替ヘッジなし)の過去の値動きを見ると、2001年くらいから年5%以上のレートできれいに上昇していました。今から思うと、特にその期間の後半は円安の影響が大きく出ていただけなのですが、その時の私は、浅はかにも、外債でも儲かりそうだ、と思っていました。FXで外貨ロングポジションをとるだけでスワップで稼げる良い時代でした(私自身はFXはやっていませんが)。
しかし、米ドルが120円→90円、ユーロは160円→130円など、瞬く間に20-30%も外貨の価値が下がり、それに伴って私の買っていた外債ファンドも同じように価値が下がってしまいました。このファンドは未だに塩漬け状態です(塩漬けなのは外債に限りませんが...)。
為替はゼロサムと言われますが、これはスワップも含めてのことです。高い授業料を払ってそのことに気づいてからは、外債への追加投資はやめました。ただ、やはり損失を確定させる勇気がなく、将来の値上がりを期待してまだ持ち続けています。さて原点に復帰する日はやってくるでしょうか...
もちろん氏の考え方に影響を受けている部分もありますが、それ以上に、2007-2009(?)の financial crisis で身をもって為替変動の恐ろしさを経験した(未だに経験中...)ためもあります。
実は、件の金融危機までは、私もご多分にもれず、分散投資と思って外国債券に投資するインデックスファンドを買っていました。私は2007年の始め頃から投資を始めたのですが、その時に外債ファンド(為替ヘッジなし)の過去の値動きを見ると、2001年くらいから年5%以上のレートできれいに上昇していました。今から思うと、特にその期間の後半は円安の影響が大きく出ていただけなのですが、その時の私は、浅はかにも、外債でも儲かりそうだ、と思っていました。FXで外貨ロングポジションをとるだけでスワップで稼げる良い時代でした(私自身はFXはやっていませんが)。
しかし、米ドルが120円→90円、ユーロは160円→130円など、瞬く間に20-30%も外貨の価値が下がり、それに伴って私の買っていた外債ファンドも同じように価値が下がってしまいました。このファンドは未だに塩漬け状態です(塩漬けなのは外債に限りませんが...)。
為替はゼロサムと言われますが、これはスワップも含めてのことです。高い授業料を払ってそのことに気づいてからは、外債への追加投資はやめました。ただ、やはり損失を確定させる勇気がなく、将来の値上がりを期待してまだ持ち続けています。さて原点に復帰する日はやってくるでしょうか...
バランスファンドについて思うこと
よくバランスファンドの利点として、自動的にリバランスしてくれる点が挙げられています。
確かに、内外株、内外債券等、異なる「アセットクラス」への配分率をある割合に自動的に調整してくれるのは、そのようにいろんなものに投資している人にとっては便利に感じられるかもしれません。
しかし、普通のファンド、例えば株式に投資するファンドであれば、ファンドマネジャーの決めた割合の、複数の株式に自動的に投資してくれているわけです。また例えばTOPIXに連動するインデックスファンドであれば、TOPIXに連動するように、自動的にそのファンドに含まれる株式の割合を調整してくれています。
なので、とりわけ「自動的に配分を調整してくれる」ということをもって、通常よりも高い信託報酬を取ることの理由にはならないと思います。(通常のファンドもバランスファンドも、同じ「配分調整」の仕事をしているわけですし)
そう考えると、例えば、債券と株に50%ずつ投資するバランスファンドは、その信託報酬が、バラで買ったときの信託報酬の平均程度でないと、ぼったくりと言っていいのではないでしょうか。
山崎元氏のやや過激に見える主張も、根本は同様な考え方があると思います。
確かに、内外株、内外債券等、異なる「アセットクラス」への配分率をある割合に自動的に調整してくれるのは、そのようにいろんなものに投資している人にとっては便利に感じられるかもしれません。
しかし、普通のファンド、例えば株式に投資するファンドであれば、ファンドマネジャーの決めた割合の、複数の株式に自動的に投資してくれているわけです。また例えばTOPIXに連動するインデックスファンドであれば、TOPIXに連動するように、自動的にそのファンドに含まれる株式の割合を調整してくれています。
なので、とりわけ「自動的に配分を調整してくれる」ということをもって、通常よりも高い信託報酬を取ることの理由にはならないと思います。(通常のファンドもバランスファンドも、同じ「配分調整」の仕事をしているわけですし)
そう考えると、例えば、債券と株に50%ずつ投資するバランスファンドは、その信託報酬が、バラで買ったときの信託報酬の平均程度でないと、ぼったくりと言っていいのではないでしょうか。
山崎元氏のやや過激に見える主張も、根本は同様な考え方があると思います。
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