2011年3月5日土曜日

SPDR S&P500 ETF (SPY) が東証に3月24日上場 (コード:1557)

これは嬉しいニュースです(東証)。SPYは楽天証券などで海外ETFとして取り扱いがありますが、売買のための手数料が高いことや、特定口座に入れられない、などのデメリットがあります。

どの程度東証で出来高があがるか気になります。このようなETFが日本の市場で日本円で取引できるのは素晴らしいことですが、売買が低調で上場廃止などにならないことを祈ります。同じインデックスに連動する「上場インデックスファンド米国株式(S&P500)」はまだまだ低調なようですし。

あと気になる点としては、分配金に外国所得税がかかったりしないか、というものがあります。

個人的には、より広い範囲の市場をカバーする 1680, 1550 を応援したいですが。

いずれにせよ、要注目で今後が楽しみです。

ネット証券4社共同プログラム「資産倍増プロジェクト」始動

SBI証券、カブドットコム証券、マネックス証券、楽天証券の大手ネット証券4社が共同で「資産倍増プロジェクト」というものをはじめるそうです(SBI証券, カブドットコム証券, マネックス証券, 楽天証券)。それによると、共同イベントやキャンペーン、専用投資信託の組成・販売などに取り組むようです。

このような取り組みで各個人が資産倍増するとは思えず、おそらくは、各社の預かり資金残高が倍増することを目指すというのが正直なところだと思います。

キャンペーンも良いですが、個人投資家のための投資環境の整備にもっと力を注いで欲しいと思います。

私の希望は
  • 海外ETFを特定口座に入れることができるようにして欲しい
  • それぞれの証券会社の口座の外貨を相互に自由に移すことができるようにして欲しい
  • 専用投資信託を組成するのなら、信託報酬のなかの販売会社の取り分を限りなく0に近づけて欲しい。
  • というか、新しい銘柄でなくても、既にあるCMAMeシリーズなどの信託報酬が低い投資信託で、販売会社取り分を0にしてくれるだけでよいです。販売会社が納得すれば、すぐにでも実現可能だと思いますが。。。

いまだマネックスでは CMAMeシリーズの取り扱いすらないようです(CMAM外国株式インデックスe)。本当に各投資家の資産倍増を目指すならば、これくらいのことは同時に発表するくらいの気合でやってほしいものです。

まったく関係ないですが、Apple の Steve Jobs は、自身の病気療養からの復帰ですら新製品の宣伝に利用しました。いきなりこのレベルのプレゼンは無理かもしれませんが、もう少し、サプライズを演出できないものでしょうか。